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101歳のベトナム人女性、健康の秘訣は毎日の腕立て伏せ
<写真:Tuoi Tre>
ベトナム南部ビンフオック省フーリエン(Phu Rieng)郡ロンハー(Long Ha)コミューンのゴムの森に囲まれた家に住むグエン・ティ・ケットさん(101)は、毎朝の腕立て伏せを欠かさない。
ケットさんの娘婿であるグエン・ティ・ヒエン(68)さんは「母は運動が大好き。健康増進のため、1日2回行っている」と語る。
ケットさんはウォーミングアップに30分を費やし、その後30回の腕立て伏せを行うが、息切れや疲労感は感じないという。
病気を患うことはほぼなく、運動後は顔を洗い、朝食を取る。その後、庭で鶏の群れや果物の世話を行う。
ヒエンさんによると、ケットさんは歩く際の助けも必要とせず、昨年まではバイクに乗せてもらって移動することも多かった。
ケットさんは長男夫婦と共に暮らしており、長男夫婦は毎日カシューナッツ農園で働き、ケットさんは家で料理や鶏の餌やり、家事を担当している。
2019年には、ケットさんがハンモックで2日間眠り続け、家族を驚かせた。
ヒエンさんは「病院での健康診断の結果、医師は母に病気はないと判断した」と語る。その後、家族は彼女をより注意深く見守るようになった。
週末にはケットさんの子供や孫たちが家に集まり、孫娘であるトゥイさんがケットさんの手や背中をマッサージし、ケットさんがトゥイさんの頬を撫でるといった様子が家中を温かくしている。
ケットさんの別の娘であるグエン・ティ・タイン・バンさん(56)とその息子は、週末にケットさんを訪ねて帰省する。バンさんは「母親は高齢であるが、いつも礼儀正しく、大人の子供たちに道徳的な話をする」と語る。
ケットさんは依然として優れた記憶力を持ち、家族からの賞賛を受けている。ケットさんは1978年に北部の地方からビンフオック省に移住し、夫と共に家を建て、米を作り、8人の子供を育て上げた。
ケットさんは「数年後に夫が病気で他界し、私が家計を支えることになった」と振り返り、子供たちが思い出せないような詳細なことまで覚えているという。
ヒエンさんは「母は私たちの結婚パーティーでの結婚祝いをすべて覚えており、孫や親戚の名前も言うことができる」と語る。
子供たちや孫たちはケットさんを尊敬しており、ケットさんの行動や生活習慣を見習っている。
ケットさんが2022年の誕生日に100歳を迎えた際には、国家主席から赤い錦織の反物が贈られ、大喜びしたケットさんは反物をアオザイ2着とアオババ1着に仕立ててもらったという。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。