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ホーチミンのオペラハウス、大規模改修を計画
2023年09月22日(金)09時41分 公開

<写真:Tuoi Tre>
ホーチミン市人民評議会は老朽化が進むサイゴン・オペラハウスの再生計画を承認した。この劇場は同市の象徴とされ、改修には3370億ドン(約20億4560万円)の費用が見込まれている。
改修の目的は建築的価値の保存と、観光地としての魅力向上、さらには重要なフェスティバルやイベントの会場としての機能強化である。
オペラハウスで33年間働いているチャウ・フイ・トアン氏は、建物が2回改修されるのを目撃してきた。サイゴン・オペラハウスは同市1区ベンゲー街区に位置している。123年以上前に開発された同劇場は、同市を訪れる観光客に人気がある。
1998年に同市は劇場の大規模改修に着手しており、フランスから最新の音響設備を導入し、オペラハウス前の芸術の女神像も修復された。2008年に同市は建物を再び活性化させたが、工事の大半は塗装作業であった。
現在の劇場は電気、給水、消火、空調設備の大規模なオーバーホールが必要とされている。また、トアン氏によれば、劇場の技術システムは大規模な国際的芸術イベントの要求を満たせない状態である。
同市は新しいオペラハウスが完成するまで、サイゴン・オペラハウスが国際的な芸術プログラムに対応できるようにメインホールの改修や各種設備への投資を計画している。
2026年までの修繕を予定しており、今年中には改修プロジェクトの予備調査報告書の作成、来年にはプロジェクトと設計の承認を目指し、2025年から実施する予定である。
さらに、同市人民評議会は10区に位置するホアビン劇場の修復計画も承認した。185年前に建設されたこの劇場は同市の文化的・歴史的価値を持つが、設備の老朽化が進行している。
このプロジェクトの完了には2年を要する。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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