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ホーチミン市の新オペラハウス建設、資金不足により計画延期へ

<写真:VnExpress>
ホーチミン市のトゥーティエム新都市地区にオペラハウスを建設する計画は、資金不足を理由に延期されることになった。
24日に発表された2016〜2025年の同市公共投資に関する報告書によると、新オペラハウスは2021〜2025年の計画で資金調達が優先されるグループには属していない。
工業・土木建設投資プロジェクト管理委員会は、パンデミックからの回復途中にある同市は社会福祉と経済発展に投資を集中させる必要があるとして説明している。
トゥードゥック市のトゥーティエム新都市圏にオペラハウスを建設する計画は、2018年10月にホーチミン市人民評議会で承認された。
当時は1兆5000億ドン(約87億5148万円)と見積もられていたが、その後に投資家が2兆ドン(約116億6864万円)近くまで引き上げることを提案していた。
当初は2022年内の完成を目指していたが2024年に延期された。
1700席の新オペラハウスは4月に完成した第2トゥーティエム橋の近くに建設される予定である。
新オペラハウス計画が公表された際には都市部の洪水や交通渋滞、公共インフラの過負荷といった同市が緊急に解決すべき多くの問題を優先するべきだとして多くの批判が寄せられていた。
しかし、同市は国際水準のオペラハウスの建設は「必要不可欠であり、緊急の課題である。1区の現オペラハウス以外に、国際的な公演を開催できる施設がない」と主張していた。
新オペラハウスは今後、ホーチミン市の新たなシンボルとなることが期待されている。
ホーチミン市計画投資局のレ・ティ・ヒュイン・マイ局長によると、同プロジェクトに関する手続きは現在も進行中であり、新オペラハウスは同市が2016年から2025年の中期公共投資の増額を認められ、プロジェクトのための資金が割り当てられた際に建設される予定である。
2021〜2025年の投資需要は672兆ドン(約3兆9207億円)であるが、中央政府が承認したのは142兆ドン(約8284億7337万円)となっている。
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