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ベトナムの「iPhone 15」販売、販売初日に1兆ドンを突破
<写真:Kenh14>
ベトナム市場では9月29日にiPhone 15シリーズの販売が正式にスタートした。今年、アップルがベトナム向けに初めてオンラインストアを開設したため、同国のユーザーはティア1市場から1週間後にiPhoneの正規品を入手することが可能となった。
アップルの販売戦略はベトナム市場に好影響をもたらしている。
Mobile WorldとTopZoneのデータによれば、両小売システムだけで1万5000台のiPhone 15が販売され、販売初日の売上は約5000億ドン(約30億5900万円)に上った。
この数字はベトナムのiPhone市場シェアの50%以上を占める。
他の大手小売業者も販売初日に数千台から数万台のiPhoneを販売したと報告している。
輸入業者の情報によれば、販売初日にベトナム市場に流通したiPhone 15は合計で約3万5000台となり、売上は1兆ドン(約61億1720万円)を超えたという。
ユーザーからの需要は予想を大きく上回っており、初回のiPhone 15の供給数は不足している。このため、購入を希望する全ての顧客に供給することが難しい状況である。
次回の在庫は10月中旬に予定されているため、多くのユーザーがiPhone15の入荷を待たなければならない。
この品薄状況は投機的な取引を行うグループにとって好機となっており、Facebook上のいくつかのiPhone販売グループでは、iPhone 15 Pro Maxを公式の販売価格よりも100万~500万ドン(約6100〜3万600円)高く取引している事例が確認されているという。
品薄を利用した価格の吊り上げ行為が、多くの悪徳業者によって行われており、販売店では販売開始時に店頭での商品アクティベーションをユーザーに義務づけるといった対策が採られている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。