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ラッフルズメディカル、ホーチミンのAIH国際病院を買収

2023年10月06日(金)10時03分 公開
ラッフルズメディカル、ホーチミンのAIH国際病院を買収

<写真:Cafef>

 

シンガポールの医療グループであるラッフルズ・メディカル・グループ(RMG)がホーチミン市のアメリカン・インターナショナル・ホスピタル(AIH)の大部分の株式を取得したことが明らかとなった。

 

Loo Choon Yong氏が率いるRMGは、取引をAIHの投資家であるMY MY TRADING社との戦略的提携契約のもとで進めている。

 

買収の背後には、中国とシンガポールを超えた事業展開の意志がある。RMGは、この取得を通じて自社の医療サービスとヘルスケアサービスの強化、そして市場拡大と収益源の多様化を目指している。

 

AIHは2018年の設立で、現在の評価額は4560万ドル(約67億7320万円)である。キャパシティは120床を有し、約500人のスタッフが在籍し、その中には60人の医師も含まれる。

 

RMGは買収金額を公表していないが、内部資源で支払いを行う計画であるという。同グループは今年の6月末までに約2億1800万ドル(約323億8070万円)を資産として保有している。

 

この買収により、RMGはベトナムのプライベートヘルスケアサービスの急増する需要からの成長の機会を捉えることになる。

 

ラッフルメディカルズは1976年、Loo Choon Yong氏によって設立された。現在はアジア全域で100以上のクリニックを運営している。

 

シンガポールのラッフルズ病院を筆頭に、近年では中国の北京、重慶、上海にも病院を持つ。Loo氏の純資産は10億ドル(約1485億6900万円)と見積もられ、シンガポールの富豪ランキングで44位に位置している。

 

先月にはシンガポールのトップヘルスケアグループの1つ「Thomson Medical Group」が、ベトナムの「Far East Medical Việt Nam(FEMV)」を3億8140万ドル(約566億6420万円)で取得しており、この取引は2020年以降の東南アジアのヘルスケア分野で最大のものとされる。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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