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過去30年の海外送金金額、FDIの実質的な流入額と同等
<写真:doanhnghieptiepthi.vn>
ベトナムへの海外送金額は、統計が取られ始めた1993年から2022年の30年間で1900億ドル(約26兆8880億円)を超え、同期間の海外直接投資(FDI)の実質的な流入額とほぼ同等に達した。
現在の在外ベトナム人は約600万人で130か国以上に居住しており、年間約5%の成長率を示している。
また、毎年約13万〜15万人のベトナム人が海外で働き、これらの働き手はベトナムへの財政的貢献を行う。
2022年の送金額は前年比5%増の190億ドル(約2兆2880億円)に達し、ベトナムは世界で10番目に多くの送金を受け取る国となった。
世界銀行は2023年は140億ドル(約1兆9810億円)、2024年は144億ドル(約2兆370億円)になると予測している。
特にホーチミン市は2023年1月〜11月の間に前年比35%増の約90億ドル(約1兆2730億円)の送金を受け取った。
送金は外国為替供給と需要のバランスを保ち、金融政策、為替レート、外国為替市場を支える重要な役割を果たしている。
ベトナム国家銀行によると、同国の年間送金は毎年100億ドル(約1兆4150億円)以上で、世界銀行と国際移住機構によると、最近3年間の平均は170〜180億ドル(約2兆4050億円〜約2兆5470億円)である。
また、2022年末までに35か国と地域のベトナム人がベトナムの42地域に17億2000万ドル(約2434億830万円)を投資し、385のFDIプロジェクトに資金を提供した。
これらの投資は地元の雇用創出、税収増加、社会経済的発展に貢献している。
チャン・ルー・クアン副首相は、海外のベトナム人コミュニティの役割と地位が高まっていることを強調しており、これらの活動はベトナム人の福祉に対する政府の関心と責任を示しているという。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。