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ベトナムの預金額は過去最高、今後の動向に注目
2024年01月09日(火)10時45分 公開
<写真:cafef.vn>
ベトナムの貯蓄預金残高が記録的な高水準に達しており、金融市場における今後の動向に関心が集まっている。
2024年にはこれらの資金が銀行システムに留まるのか、それとも株式や不動産など他の投資チャネルに移動するのかが注目される。
過去1年間でベトナムの貯蓄預金の利率は大幅に低下した。
2022年12月にはVPBankなどの銀行が提供する貯蓄預金の利率は11.1%に達していたが、現在では12ヶ月物の利率は5.1%程度にまで下がっている。
しかし、2023年の預金残高は1370億ドン(約8億820万円)を超え、前年比で12%以上増加し、これは銀行業界の歴史上最高の水準となった。
この状況について、経済学者のディン・チョン・ティン教授は、貯蓄預金の増加は市民の他の投資チャネルへの懸念やリスク回避の結果であると指摘している。
特に不動産市場の大幅な変動や株式市場の不安定さが、リスクが低いとされる貯蓄への投資を促しているという。
しかし、KB証券の報告によると、低い利率が株式市場と不動産市場に資金を誘導する可能性があり、これらの市場は経済の利率低下によって恩恵を受ける可能性があるとされている。
特に不動産市場については、法的な問題の解決や企業債市場の透明性向上、政府の支援策などにより、2023年と比較して回復する見込みである。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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