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ハイフォンの開発計画、自由貿易区の設立を発表
<写真:tienphong.vn>
ハイフォン市は国内外の自由貿易に関するメカニズム、政策、経験、アプローチを同市に適用することを目指し、南部海岸経済地区に自由貿易区を設立する計画を発表した。
同計画は同市の2021-2030年の都市計画と2050年に向けたビジョンの承認に伴って発表された。
同計画によると、同市は国内での産業化と現代化をリードする主要な港湾都市としての地位を確立し、北部地方および全国の開発の原動力となることを目指している。
また、同市は東南アジアでトップレベルの国際的な経済中心地になることを目標としており、重点は港湾サービス、物流、海洋観光に置かれる。
また、教育、訓練、研究、科学技術の応用と開発の国際センターとしての機能も果たす。
2030年までに同市のGRDPは全国のGDPの約6.8%に達すると見込まれている。2021-2030年の平均経済成長率は約13.5%と予測されており、建設産業が51.7%、サービス業が43.2%、農林水産業が1%を占めることになる。
2050年には同市は世界有数の大規模な港湾都市になることが予想されており、その3つの主要な柱は港湾サービス・物流、グリーンでスマートな現代産業、国際的な海洋観光センターである。
人口は約450万人と予測され、アジアと世界の主要都市群に属する高い開発水準が期待されている。
さらに、同市の計画では、経済部門のグリーン化、循環経済モデルの適用、デジタル技術と科学技術に基づいた持続可能でグリーン・インフラストラクチャの開発など、環境に優しい成長モデルへの移行を推進する。
また、同市はベトナム北部で5種類の交通手段すべてを有する唯一の地域であり、この地理的利点を活用し、ハイフォン港の発展を促進するための計画が立てられている。
具体的にはラックヒエン港区の投資完了、カム川上の港湾移転、南ドーソン・ヴァンウック地区の港湾開発などが含まれる。
さらに、新しい鉄道路線の建設、ハノイ-ハイフォン高速道路に並行するハノイ-ハイフォン鉄道、南ディン-タイビン-ハイフォン-クアンニンを結ぶ海岸線沿いの鉄道路線などの交通インフラの拡充も計画されている。
また、カットビ国際空港の拡張や、ティエンラン地区に新たな国際空港を建設する可能性についての研究も進行中である。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。