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テト恒例の干支マスコット、24年も様々な物議を醸し出す
<写真:vtc.vn>
2024年のテト(旧正月)を前に、様々な龍のマスコットがベトナムのインターネット上で話題となっている。
ベトナムでは毎年、テト期間に設置される干支のマスコットが、質の低さや元の動物と似ても似つかない姿によって嘲笑され、非難の的となることが恒例行事である。
テトに向けて準備されている龍のマスコットには、龍に対するイメージ通りの威厳を持つものから、不格好で威厳がないとされるものまで、様々なデザインが存在する。
これらのマスコットは賞賛を受けるものもあれば、その外見から議論を呼ぶものもある。
ホーチミン市のイオンモール・タンフーでは、2024年を祝う龍のマスコットがSNSで多く共有され、その鮮やかな赤と青の色使いが印象的であるが、怒った表情がいくらか恐ろしいと評価されている。
一方で、龍の表情がこの神話上の生き物の強力で非凡な力に適していると評価する声もある。
クアンビン省では、ヤナギの木で作られた8つの龍のマスコットが意見の分かれる話題となった。
一部からはそのユーモラスな見た目が好評を得ているが、他の人々はそれらが龍に似ていない、または威厳や力強さを表していないと批判している。
フート省では以前の虎のマスコットが批判されたのとは対照的に、今年の龍のマスコットは高い評価を受けた。
この黄色い龍は威厳と力強さを表現しながらも柔らかさを保っており、新年に幸運と成功をもたらす象徴と見なされている。
クアンチ省のヴァンアン寺に設置された2つの黄色い龍の像は、その華やかさと細部にわたる緻密なデザインで特に注目を集めた。
これらの作品は以前「ベトナムで最も美しい」と評価された猫と虎のマスコットを作った職人によって制作された。
ダクノン省ではマスコットが軍の芸術的才能を持つ兵士によってデザインされ、約2か月をかけて手作業で製作されている。
また、国は異なるがシンガポールのチャイナタウンにある龍のマスコットも、そのユニークな表情と姿勢で、ベトナムのインターネットユーザーから共有されて笑いを誘った。
この社会的に物議を醸す龍は、夜にライトアップされるとより美しく見えると設計した学生チームは語っている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。