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ベトナムの不動産市場、投資で優先されるトップ3市場に
<写真:congly.vn>
ベトナムはアジア太平洋地域の新興不動産市場の中で、インドに次いで2位にランクインした。
この調査はCBREによって2023年11月〜2ヶ月間にわたって実施され、投資家や機関から500を超える回答を基にしている。
調査では2024年におけるアジア太平洋地域での投資家の意向と計画について質問され、ベトナムは新興市場で投資が優先される国の中で2位に位置づけられ、3位はタイであった。
CBREによると、ベトナムへの投資家の関心は主に産業用不動産とオフィスビルに集中している。
ベトナムの強固な経済と輸出に重点を置いた政策は、供給チェーン管理と物流の効率化に対する強い需要を生み出し、これが商業不動産への関心を高めている。
住宅開発用地も強い関心を集めており、投資家と外国人投資家からの注目が続いた状態である。
多くの投資家は、価格が下がっている資産や、法的、財政的な問題を抱える所有者からの資産を積極的に探しており、この傾向はベトナムの住宅市場の回復力と魅力を示しているという。
CBREベトナムの投資顧問部門ディレクターである、グエン・ファム・アン・ユイ氏は、外国人投資家がベトナム経済の潜在力を長期的に見ており、最近の価格調整サイクルで利益を享受するために資本を投資する準備ができていると評価している。
ユイ氏によると、現在の市場状況は、売り手が資本を回収する必要があるため、買い手にとって有利な状況である。
調査はまた、アジア太平洋地域の投資家が二桁の利益を目指しており、価値を高める可能性のある資産や、資金調達の問題を抱えて価格を下げざるを得ない資産に戦略をシフトしていることを示している。
2024年には、外国人投資家の60%以上が、ESG(環境・社会・ガバナンス)基準に従って、投資ポートフォリオに含まれる主要な建物をアップグレードする計画を持っているという。
これらの投資家の大部分は、プライベートファンド、不動産ファンド、不動産投資信託(REITs)である。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。