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ビナハウス中毒? フランス人が展示会を開催
<写真:tuoitre.vn>
7日夜、ホーチミン市のフランス文化センターIdecafで、アーティストJean Houzard氏によるコミックプロジェクト「Non Stop Vinahouse」の展示会が開催された。
「Non Stop Vinahouse」という名称のこのプロジェクトは、フィクションとドキュメンタリーの要素を組み合わせたもので、ベトナムの自由奔放な特徴を持つ音楽ジャンルである「ビナハウス」を際立たせることを目的としている。
ビナハウスはベトナムの若者の間で非常に人気があり、パーティーやクラブ、レストランなど、あらゆる場所でこの音楽が流れている。
ビナハウスはもともと1970年代のアメリカで始まったハウス音楽に属するもので、高速なテンポ、強力な低音ドラム、4/4拍子のリズムが特徴であり、このリズムは聞く者の心に刻まれ、忘れがたい中毒性を持つことがある。
その「中毒性」によって、ビナハウスは広く普及しており、魅力に引き付けられたHouzard氏は、自身のコミック「Non Stop Vinahouse」の最初の10ページを創出するインスピレーションを得たという。
展示会の開会式でHouzard氏は、ビナハウスが西洋人にとって非常に新鮮で、新しい作品に取り組むにあたって適した素材であると述べている。同氏はベトナム全土のバーを探訪してビナハウスを体験し、観客に近づく方法を模索したという。
Houzard氏の展示会は多くの来場者を惹きつけており、フランス人の舞台監督マチアス・フォーチュン氏はビナハウスを初めて体験し、非常に気に入ったとして「この音楽は私の頭を空っぽにし、ただリズムに身を任せるようにさせる」と語った。
「Non Stop Vinahouse」プロジェクトは、Villa Saigonのアーティストレジデンスプログラムの一環となっている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。