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ハノイで外国人観光客ぼったくり、リンゴの小袋に20万ドン
<写真:thanhnien.vn>
ハノイ市タイホー区トゥイクエ通りで発生した、屋台の売り手が小さな袋のリンゴを購入した西洋人観光客に20万ドン(約1200円)を請求した事件が、ソーシャルメディア上で多くの関心を集めている。
事件は売り手が西洋人観光客2人にリンゴを試食させ、その後、2人がリンゴを購入したいと申し出た際に発生した。
売り手の女性はリンゴを小さな袋に入れ、客から20万ドンを受け取った。西洋人の女性客が売り手が紙幣を受け取るのを見て「いくら?」と尋ねた。
リンゴの量があまりにも少なく、価格に同意しなかったため、西洋人女性は「No, No」と繰り返し言った。
2人は紙幣を返してもらおうと要求したが、受け入れられなかった。
売り手の女性はマンゴーを持って「では、これも一緒にどうですか」と言って2人をなだめようとしたが、2人は同意しなかった。
両者の間で引っ張り合いが発生し、売り手の女性はお釣りを渡そうとしたが、西洋人観光客2人は最初に支払った20万ドンを取り戻したがっていた。
近くにいた警備員が近づき、屋台の売り手の女性に「いくらですか、おばさん?」と尋ねた。
女性は「5万ドン(約300円)で、もう少し渡すつもり」と答え、警備員は「5万ドンでこれだけですか?」と尋ねた。
当時の様子を収めた動画を見た多くの人々が、売り手の女性の販売方法に不満を持ち、これが国際社会の目においてベトナム人のイメージを損なうと指摘した。
オンライン上では「時々、屋台のおばさんたちを支援したいと思うけれど、価格があまりにも高いからスーパーで買う」「西洋人観光客がベトナム人に悪い印象を持つ原因にならないことを願う」といったコメントが寄せられた。
事件を受け、トゥイクエ街区人民委員会のリーダーは、警察に介入するように指示を出している。
また、同様の事件が発生しないように、地域内の屋台の売り手に対して警察が啓発活動を行い、注意を促すように指示を行った。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。