ベトナムの国際学校成長率、日本と同率で世界トップ5

2024年03月26日(火)09時12分 公開
ベトナムの国際学校成長率、日本と同率で世界トップ5

<写真:nguoi-noi-tieng.com>

 

ベトナムにおける新たな国際学校の増加率が過去2年間で5%に達し、日本と同率となって世界トップ5に入った。

 

ISC Researchが2024年2月に公表した報告書によると、世界中には学生690万人を抱える1万4000校以上の国際学校があり、年間学費収入は609億ドル(約9兆2134億円)に上る。

 

国際学校の教師数は66万4000人を超え、5年前と比較して13%増加した。

 

国別成長率の首位はインドで、現在923校の国際学校があり、2022年と比較して10%増加した。次いでアラブ首長国連邦(UAE)が9%増の784校、3位は中国で6%増の1106校であった。

 

ベトナムと日本は共に5%増加したが、報告書ではこれら二国の学校数についての詳細は記されていない。

 

International Schools Database 2022年のデータによると、ベトナムにはハノイ市とホーチミン市を中心に、幼稚園から高校までの120校以上の国際学校が存在する。

 

一方、日本には約100校の国際学校があり、11の地域に散らばっている。

 

ISC Researchによると、ベトナムにおける国際学校への学習需要が著しく増加しており、2019年からの数値で見ると、国際学校数は42%増、学生数は30%増、市場全体の収入は58%増加した。

 

有名な外国私立学校の出現は、教育に関して競争する裕福な親を引きつけるだけではなく、ベトナムにおける国際教育に対する好奇心と認識を高めるという。

 

また、アジアが国際学校数でトップであり、全世界の57%を占めている。次にアメリカ、ヨーロッパが14〜15%の市場シェアを持ち、残りはアフリカの12%、オセアニアの2%である。

 

国別では中国が最も多くの国際学校を持ち、次いでインド、UAEとなっており、4位と5位にはパキスタンとブラジルが続く。

 

 

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