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ベトナムで最も移住したい地域、ホーチミン市がトップ
<写真:tuoitre.vn>
ベトナムの各省・市における「統治・行政・管理効果指数(PAPI)」の2023年版調査によると、全国の人々が移住を望む地域としてホーチミン市がトップになり、次いでハノイ市、ダナン市、カントー市が続いた。
同調査に関する報告書は、地域社会開発研究サポートセンター(CECODES)、リアルタイム分析会社(RTA)、国連開発計画(UNDP)ベトナムによる共同研究プロジェクトの一環として作成された。
5つの直轄市のうち、ハイフォン市を除く4つが最も移住を望む場所として選ばれた。
同報告書は、ベトナム全土から1万9536人の国民の感想、経験、意見、期待を反映しており、国家の政策や法の実施効果、地方行政、公共サービスの提供を評価している。
調査は、2023年8月から11月にかけて実施された。
PAPI調査に参加した人々は、18歳以上のベトナム国民を代表し、様々な人口学的背景を持つ人々が、無作為に選ばれた村・地区・集落・自治体から選出されている。
逆にライチャウ省は最も移動を望む人が多い省であり、ディエンビエン省も移動を望む人がかなり多い。
同報告書によると、全国平均で、2023年に他地域への移動を計画した人はわずか0.95%で、2021年および2022年と比較して約0.65%低かった。
移動を意図している人々は、主に北部山岳地帯のディエンビエン省やライチャウ省、中部のクアンビン省から来ており、これらの地域は他の地域に比べて洪水が多い。
特に、北西部のディエンビエン省やライチャウ省の多くの人々は、ハノイ市への移動を希望している。
続いて、メコンデルタ地域のカマウ省やドンタップ省、南中部沿岸地域のビントゥアン省、ニントゥアン省などがあり、これらの省からは他省や都市への移住を望む人がそれぞれ2%以上いる。
メコンデルタ地方からの移住者のうち、約40%がホーチミン市へ、20%がカントー市への移住を希望している。
移住の理由としては、家族との再会が最も多く選ばれた理由である。一方、自然災害がないことを理由に選ぶ人は最も少なかった。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。