カラオケ店未成年人身売買、主犯に23年の懲役刑

2024年05月08日(水)00時00分 公開
カラオケ店未成年人身売買、主犯に23年の懲役刑

<写真:tuoitre.vn>

 

ベトナム南部のカントー市において、若い女性が人身売買の罠に落ちる事件が発生し、被害者たちは数千万ドンで取引され、カラオケバーのウェイトレスとして働かされていた。

 

この事件に関連し、同市の地方裁判所は3日、主犯のレ・ティ・ビック・フオン被告(43)に対し、23年の懲役刑を言い渡した。

 

共犯者のグエン・ホアン・フォン被告(20)には18年、グエン・ティ・キム・イエン被告(33)には16年の懲役刑がそれぞれ言い渡された。

 

また、人身売買に関与したホアン・ヴァン・ドー被告(32)は5年の懲役刑を受けた。

 

調査によると、フオン被告とフォン被告は2021年初めから知り合い、カントー市ヴィンタイン郡にある異なるカラオケバーで働いていた。

 

フオン被告は女性スタッフの採用と管理を任されており、管理を効率的に行うために、宿泊施設も提供していた。

 

フォン被告からの提案によって人身売買が行われ、被害者女性たちは商品として取引された。

 

被害者は誘い出された後に雇用の甘言で騙され、重大な借金を抱えていることにされていた。

 

しかし、実際には借金は存在せず、人身売買のための偽の借金であった。

 

最終的には、16歳未満2人および少数民族4人を含む被害者5人を騙し、それぞれ3500万ドン〜6500万ドン(約21万〜39万5000円)で売買した。

 

ドー被告とイエン被告はフォン被告への女性の売買に関与し、その後フォン被告がフオン被告に売り渡す形で事件に加担していた。

 

 

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