トゥドゥックのサラで発生した殺人事件、犯人は夫と判明

2024年05月17日(金)07時00分 公開
トゥドゥックのサラで発生した殺人事件、犯人は夫と判明

<写真:tuoitre.vn>

 

ホーチミン市の省轄市であるトゥードゥック市で発生した事件で、夫が妻子を刺した後に自殺し、負傷した7歳男児が3時間にわたる手術を受けたことが明らかになった。

 

事件は5月13日に同市の高級住宅であるサラで発生し、夫が妻と2人の子供を刺した後に自殺した。

 

ホーチミン市第2小児病院によると、H.T.Hさん(7)が顔と首、両手に複数の傷を負い、病院の救急科に搬送された。病院到着時のHさんには意識があり、血まみれの包帯で応急処置が施されていた。

 

病院は迅速にHさんの止血処置と全身の診察を行った後、緊急手術を実施した。同病院火傷・形成外科の副科長であるゴー・ホン・フック医師によると、手術には3時間もの時間を要した。

 

顔の傷は約10cmに及び、頸静脈が切断されていたため、血管の縫合が必要であった。また、両手の腱が切断されており、左手親指の屈筋腱の修復手術が行われた。

 

手術は無事に終了し、Hさんは引き続き同科で治療を受けている。フック医師によると、今後は手の腱の回復を見守り、理学療法を行う予定である。

 

事件は13日午前5時頃、サラのサリーナ1在住のHという男性(40)が、妻(35)と2人の子供を寝室で無差別に刺傷したことに始まる。

 

3歳の娘が死亡し、妻と7歳の息子が負傷を負った。その後、Hはバルコニーから飛び降りて自殺した。

 

事件発生後、大きな音を聞いた住民が警察に通報し、現場に到着した警察が負傷した妻と息子を病院に搬送した。

 

現場は封鎖されて捜査が進められ、監視カメラの映像や目撃者の証言を元に、事件の詳細が調査されている。

 

警察の調査によると、犯行後にHは警備員に救急車の手配を依頼してから自殺したという。

 

この事件は家庭内暴力がいかに深刻な結果を招くかを示すものである。被害に遭ったHさんは現在も治療を続けており、今後の回復が期待されている。

 

一方、警察は引き続き事件の原因解明に努めている。

 

 

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