おすすめのプロモーション
インド人の人気観光先、ベトナムが急浮上
<写真:baotintuc.vn>
インドの旅行市場が活発化するとともに、インド人海外旅行者数が急増しており、ベトナムが人気の国際渡航先として浮上していることが明らかになった。
これはインドの経済誌「livemint.com」が報じたものである。
Mastercard経済研究所の報告書「2024年の旅行トレンド:境界を超えて」によれば、2019年同期比でインドからベトナムへの旅行者数は248%増加した。
続いて、インドから米国が59%、日本が53%の増加率を記録している。
これらのデータは2024年1月〜3月までの期間を対象としており、旅行者の嗜好に大きな変化が見られるという。
同報告書は、インドにおける新たな旅行トレンドが旅行業界にとって有益であると指摘しており、今後5年間で約2000万人のインド人が中流階級に加わると予測されている。
Mastercardのアジア太平洋地域のチーフエコノミストであるデイビッド・マン氏によると、インド人観光客の国際旅行は、歴史上最も多く見られるようになっている。
インドは現在、世界で最も急速に成長している大市場であり、今後も成長が続くと考えられる。収入の増加とともに高級旅行、ジュエリー、ファッションへの需要も非常に強い。
2024年の第1四半期には、インドの空港で記録された国内外の航空交通量が9700万人に達し、これは10年前の年間記録を上回るものとなった。
さらに、Mastercardの報告書によると、インド人旅行者は2019年同期比で、2024年3月末までの会計年度に旅行日数を1日延長している。
このトレンドは、充実した旅行体験への需要が高まっていることを示すものである。特にクルーズ旅行は2019年のピークを超える成長を遂げている。
米国、日本、ベトナムに関するデータ分析では、米ドルの強さが米国への旅行者数を減少させる一方で、2019年比でインドから米国への旅行者は59%増加したことが明らかになった。
また、日本は2024年に入ってから5万人のインド人旅行者を迎えている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。