おすすめのプロモーション
2023年に回収の汚職資産、20兆ドン超で過去最高
<写真:laodong.vn>
レー・ミン・カイ副首相によると、ベトナムでは2023年に捜査機関が1100件以上の事件を取り扱い、約3000人の汚職犯罪者に対する調査が行われた。
2022年と比較して、監査機関は国家予算に対する回収を7.6%増加させ、捜査機関に移送する事件数も12.5%増加した。
2024年の前半だけで、汚職や職務犯罪に関連する新たな468件の事件が起訴され、その多くが重大かつ複雑な性質を持つものであった。
最高人民検察庁の報告によると、多くの事件が各省庁や地方に関連しており、国家公務員と企業との間で巧妙な結託が行われている。
具体的には、土地や資源、鉱物の採掘、建設、石油に関する分野での違法行為が目立つ。
中でも、希土類の密輸や賄賂の受け渡しが発覚したフックソン・グループ、トゥアンアン、および商工省の不正行為、スエンベト石油に関連する石油問題が注目されている。
2023年10月1日から2024年3月31日までの間に、各級裁判所は69件の経済および汚職事件で1兆6620億ドン(約102億1824万円)を回収し、既に2660億ドン(約16億3541万円)の資産が回復された。
2023年には、民事執行機関が回収した汚職資産の総額は20兆4000億ドン(約1254億2251万円)に達し、過去最高となった。
しかし、2023年11月時点で、汚職防止中央指導委員会が監督する事件では、依然として83兆ドン(約5102億9749万円)の回収が必要とされている。
現在、汚職防止中央指導委員会は、グエン・フー・チョン書記長を長とし、「汚職防止に終わりはなく、聖域も例外もない」という立場で活動している。
汚職防止に加えて、犯罪対策も「新たな方法、新たな手段」で展開され、治安の改善と犯罪増加の抑制が図られている。
2023年1月〜9月で、社会秩序に関する犯罪事件4万4700件以上が捜査され、国会の目標を2%上回る77%以上の解決率を達成した。特に、126の組織犯罪グループが摘発された。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。