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ネットで購入した拳銃、試し打ちで友人1人死亡
<写真:laodong.vn>
31日にロンアン省人民法院は、ファム・ゴック・ロイ被告(21)に対する殺人罪および軍用武器の不法所持、使用の罪で裁判を開廷した。
また、ディン・タイン・タイ被告(21)が犯罪隠蔽の罪で、レ・フイン・ザー・バオ被告(20)およびグエン・ティ・ホン・アン被告(20)が犯罪を報告しなかった罪でそれぞれ起訴された。
裁判所は、ロイ被告に対して殺人罪で懲役12年、軍用武器の不法所持、使用の罪で懲役2年、合計14年の刑を言い渡した。
タイ被告には犯罪隠蔽の罪で懲役6年、バオ被告とアン被告にはそれぞれ犯罪を報告しなかった罪で6か月の執行猶予付きの懲役が言い渡された。
起訴状によると、2023年6月頃、ロイ被告はFacebookを通じて200万ドン(約1万2300円)で拳銃を購入し、6月14日に身元不明の男性がロイ被告にホアビン工業団地付近で銃と4発の弾丸を渡した。
その後、ロイ被告は銃をバオ被告とアン被告と一緒に暮らしていた自宅に持ち帰った。ロイ被告は弾が装填された銃を友人たちに見せ、部屋に隠した。
6月16日夜、ロイ被告の友人7人が部屋を訪れ、酒を飲み始めた。その中にはディン・タイン・タイ被告と被害者のチャン・ミン・タムさん(18)も含まれていた。
22時30分頃、タムさんはロイ被告の部屋にタバコを求めに入った。この時、ロイ被告は銃を取り出してタムさんに見せた。
しかし、タムさんは拳銃を偽物であると思い、自身の頭を銃口に向けさせた。ロイ被告が引き金を引いても銃は発砲しなかったため、タムさんは再度銃口に頭を近づけた。
ロイ被告がもう一度引き金を引くと銃が発砲し、弾丸がタムさんの頭に当たり、その場で倒れた。
その時、アン被告とバオ被告は部屋を飛び出し、ロイ被告はタムさんを病院に運ぼうとしたが、タムさんは既に死亡していた。
タイ被告は部屋に残り、銃を布に巻いた後に宿舎の柵を越えて投げ捨てた。
犯行後、ロイ被告は被害者家族に対して一部の補償を行い、被害者家族も被告に対する寛大な処置を求める嘆願書を提出した。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。