ホーチミンの落書き問題、ニュージーランド人が逮捕

2024年06月11日(火)07時00分 公開
ホーチミンの落書き問題、ニュージーランド人が逮捕

<写真:baomoi.com>

 

ホーチミン市1区ベンタイン街区で、ニュージーランド国籍の男性R.C.J.(28)がグエンズー通りの住宅にスプレー塗装を行い、同街区警察によって行政罰が科された。

 

事件は8日に発生し、R.C.J.は違法にグラフィティを描いていた。巡回中の警察が、住宅のシャッターにスプレーで落書きをしているR.C.J.が発見された。

 

R.C.J.はその場で自らの過ちを認め、警察は150万ドン(約9223円)の罰金を科し、違法行為に該当するとして処罰した。

 

また、R.C.J.は被害箇所の修復も命じられている。

 

6日夜には同市1区のチャンフンダオ通りで外国人男性がスプレー塗装を行っている現場が再び目撃されていた。

 

この男性は約30歳で、通り沿いの壁に大規模なグラフィティを描いていた。

 

偶然その場に居合わせた配達員がこの行為を録画してSNSに投稿し、多くの人々からの関心を集めた。

 

15分以上の動画には、男性がスプレーで複数の大きなグラフィティを描いている様子が映っていた。

 

配達員が接近して録画を始めると、男性は急いで作業を終え、現場を立ち去った。

 

過去1ヶ月間で、同市内では外国人による落書き行為が4件報告されている。

 

5月3日夜には、同市1区の中心部で男性2人と女性1人がスプレー缶とペンを持ち歩いている姿が目撃されていた。

 

このような行為は都市の美観に悪影響を及ぼすため、市民や当局による監視と対策が求められている。

 

 

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