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禁止区域を無視する寝台バス、ホーチミンで問題に
<写真:thanhnien.vn>
ホーチミン市ビンタイン区のミエンドンバスターミナル周辺の道路では、時間帯による進入禁止標識が設置されているが、多くの寝台バスなどをはじめとする長距離バスが交通安全を無視して通行している。
同バスターミナルの地元住民から、長距離バスが時間帯進入禁止区域に走行しているとの報告が相次いでいるという。
周辺道路では6時〜22時までの間、長距離バスの通行を禁止する標識が多数設置されている。
15日午後、地元メディアの記者が観察を行った際には、約10台の長距離バスが警笛を鳴らしながらグエンシー通りを連続して走行していた。
これらのバスは異なるバス会社のものであり、後方から次々と追い越してくるため、多くのバイク運転者が恐怖を感じている。
道路は狭く、車両が密集しているため、通行人は長距離バスに道を譲らざるを得ない状況にある。
これらの長距離バスは主に、グエンシー通りの駐車場から出発しており、多くの乗客が乗降している。
このような状況は交通事故のリスクを高めるだけでなく、同バスターミナル周辺の「非正規バス」や「非公式バスターミナル」の混乱を引き起こしている。
あるバス運行業者によると、6時〜22時までの間は長距離バスの通行が禁止されているため、正式に登録されていないバスが行き止まりに追い込まれてしまう。
ディンボーリン通りと国道13号線は一方通行であるため、同バスターミナルに正式登録されたバスは、ファムバンドン通りからディンボーリン通り経由で同バスターミナルに入り、国道13号線から再びファムバンドン通りへと戻るルートを取る。
そのため、正式登録されていないバスはファムバンドン通りから同バスターミナル周辺に進入して乗客を乗降させる際、ディンボーリン通りからファムバンドン通りに戻るために禁止時間帯のグエンシー通りを通行する事態が発生している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。