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グエンフエ通りのポルノ目的誘拐、事件の全貌
＜写真：tuoitre.vn＞
ホーチミン市警察が捜査を終えてから2週間弱で、検察当局は同市1区グエンフエ通りで子供2人を誘拐してポルノ映像を撮影した女性の起訴を完了した。
同市人民検察院はファム・フイン・ニャット・ヴィ被告（21）を、16歳未満の者をポルノ目的で利用した罪および16歳未満の者を横領した罪で起訴する起訴状を完成させた。
記録によると、2023年10月にヴィ被告は出会い系アプリを通じて、米国在住とみられるリチャードという男と知り合い、男女の交際関係となった。
2023年11月にヴィ被告は同市のホテルにリチャードと一緒に滞在し、リチャードは12月3日に出国した。
その後、リチャードはヴィ被告に、6～12歳の少女を誘惑してポルノ動画を撮影して送るようにメールで依頼し、見返りとしてヴィ被告に金銭を渡した。
また、リチャードはヴィ被告に「結婚するためにベトナムに戻る」と約束していた。
3月にリチャードはヴィ被告に500ドル（約7万8375円）を送るとともに、少女を見つけた場合には、ポルノ動画を撮影するための部屋を借りることを約束した。
ヴィ被告は知人から、NKTMさん（6）という子供が1人でグエンフエ通りに座り、通行人に金銭をせびっていることを聞いた。
ヴィ被告はグエンフエ通りに行き、Mさんに1万ドン（約62円）を渡して知り合いになった後に、1人でタンビン区の自宅へ帰宅した。
4月3日夕方、ヴィ被告はドンコイ通りに行き、歩道に座っているMさんと妹のLHTLさん（3）を見つけ、話しかけて1万ドンを渡した。
その後、ヴィ被告は子供2人を連れてアイスクリームとフライドチキンを食べに行った。
ヴィ被告は子供2人の写真を撮ってリチャードに送り、リチャードはMさんを連れ去る様に指示を出した。
しかし、まだ幼いLさんを見たヴィ被告は、Lさんの面倒を見る人がいないことを理由に、Lさんも連れて行った。
ヴィ被告は子供2人を連れて1区〜8区まで多くの通りを行き来するとともに、リチャードにどこに行けば良いかを尋ねるメールを送信した。
しばらくして、リチャードはビンタイン区のサイゴンパールを借りたと伝え、ヴィ被告にアパートの使い方を教えた。
捜査機関は、ヴィ被告が4月3日から4月7日にかけて、リチャードに送信するために12本のポルノを撮影したことを突き止めた。
4月8日に警察が家宅捜索を行い、子供2人を救出するとともに、ヴィ被告を警察署に連行した。
捜査機関はリチャードについて、米国に滞在しており、Zaloを通じて指示を行っていたと判断している。
同市警察は最高人民検察庁を通じて、米国司法省に司法支援を要請する文書を送ったが、現時点では何の回答も得ていないという。
また、公安省に対してリチャードの出入国注意者登録申請を承認するように要請している。
同市警察はリチャードに関して、さらなる捜査のために今回の誘拐事件と分離して捜査を進めることを決定した。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
