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多省で家畜・家禽の疫病が発生、主要な原因は密輸
<写真:tuoitre.vn>
農業・農村開発省によると、ベトナムでは多くの省で家畜・家禽の疫病が発生し、複雑な状況を呈しており、その主な原因の1つが家畜・家禽の密輸である。
同省のフン・ドゥック・ティエン副大臣は17日、多くの省でアフリカ豚熱、口蹄疫、青耳病、鳥インフルエンザなどが発生していることを明らかにした。
アフリカ豚熱は、クアンニン省やバクカン省など一部の省で深刻な状況になっており、迅速に対応しなければならない状況であるという。
南部では豚の密輸、北部では家禽の密輸が横行しており、バスが乗客ではなく、中国産の鶏やアヒルを北部の各省に運送している。
ハイズオン省では違法に鶏やアヒルが販売され、他の多くの省でも同様であり、バスは道路沿いに停車して違法な荷物を積み込むが、誰もチェックしていない。
ベトナムの家畜飼育地域の体制では、密輸が抑制されなければ疫病の管理が難しくなり、畜産業や住民に影響を及ぼしてしまう。
各省・市の人民委員会はこの問題に関与しなければならない。
密輸を徹底的に阻止するために、さらに積極的な対応が必要であり、基礎的な獣医システムは、輸送、販売、消費の状況を厳格に監視し、疫病予防に取り組む必要がある。
16日にはファム・ミン・チン首相が家畜・家禽の疫病予防対策を効果的に実施するための通知に署名している。
そのため、各省庁、地方自治体はチン首相の指示を厳守するとともに、適時に疫病を予防し、畜産業と住民の生活への悪影響を最小限に抑える必要がある。
バクカン省人民委員会ノン・ヴァン・ニャット副委員長によると、2024年初めから、同省の8つの郡市の85%の村でアフリカ豚熱が発生している。
5月末から6月初めにかけて疫病が拡大し、住民が感染した豚を売り急ぐ現象が見られた。
その後、同省は農業部門と警察に対応を指示し、現在ではこの状況は解消されている。
獣医局によると、2024年初めから現在までに全国の41省市で468件のアフリカ豚熱が発生し、2万2000頭の豚が処分された。
前年同期比で発生件数は2.4倍に増加し、処分された豚の数は94%増加している。特にバクカン省、ランソン省、クアンナム省、クアンニン省での感染が深刻かつ持続的である。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。