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ホーチミン上空で航空機衝突危機、管制官を停職処分

2024年06月25日(火)07時00分 公開
ホーチミン上空で航空機衝突危機、管制官を停職処分

<写真:thanhnien.vn>

 

19日午前6時30分頃、ホーチミンACC空域で2機の航空機が衝突の危機に直面したが、飛行経路が適時に修正され、最悪の事態が回避された。

 

ベトナム航空管理会社(VATM)によると、南部航空管理会社からの初期報告書が提出され、事件は管制官のミスによる短期間の衝突警告(STCA)が原因とされている。

 

同日午前6時30分頃、ハノイからダラットへ向かうHVN1575便に対して、管制官が高度300での降下指示を出した後、高度340までの降下を指示した。

 

同時刻の午前6時31分頃、ホーチミン市からタインホアへ向かうVJC244便がセクター1と通信を確立し、高度330を維持していることを報告した。

 

管制官は機体を識別するとともに、高度330を維持するように指示し、機体はこれを確認したという。

 

その後、管制官はHVN1575便に高度240までの降下を指示した。しかし、その時点でATM画面にSTCAが表示された。

 

管制官はすぐに機体に進行方向の修正を指示し、この措置により衝突の危機が回避された。

 

初期評価では、この事件は航空機間の最低分離基準違反および空中衝突回避警報に該当し、ベトナム航空局の航空安全報告規則に従って報告される必要があるとされている。

 

管理当局は、当直班がシフト後にこの事件について直ちにレビューを行い、南部航空管理会社もホーチミンACCの全管制官に対し、今回のケースについての教訓を共有した。

 

同時に当直班の班長、直接指示を出した管制官、連絡調整役の管制官、および監視管制官の全員が調査のため一時的に業務から外された。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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