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ベトナムの億万長者数、世界で成長率トップ
<写真:cafef.vn>
グローバル資産調査会社New World Wealthによると、現在ベトナムには約2万人の米ドルミリオネアが存在し、ベトナムは世界で最もミリオネアの成長率が高い国である。
ベトナムのミリオネア成長率は過去10年間で98%に達している。
経済大国であるアメリカや中国は当然のごとく世界中のミリオネアの大部分を占めているが、最も急速にミリオネアが増加しているのはこれらの国ではない。
同社と投資顧問会社Henley & Partnersの報告によれば、ベトナムは2013年からの10年間で98%の成長率を記録し、ミリオネアの成長率で世界一となった。
これに続くのは92%の中国と87%のモーリシャスである。
現在ベトナムには約2万のミリオネアがいる。この報告は100万ドル(約1億6143万円)以上の投資可能な資産を持つ個人を対象としており、データは2023年12月までの各国の居住者を基にしている。
アメリカは540万人以上のミリオネアで世界をリードしている一方、新興経済国であるベトナム、中国、インドは世界で最も高いミリオネアの成長率を示している。
98%の成長率は世界的な不況にもかかわらず、ベトナムの著しい経済発展を明確に反映しており、資産の蓄積傾向も引き続き上昇傾向にある。
過去10年間で中国とインドは数十万人の新たなミリオネアを生み出した。現在、中国には約100万人のミリオネアが存在し、アメリカに次いでいる。
一方、イギリスは過去10年間でミリオネア総数がわずかに減少しており、Brexit後の経済的不安定が主な原因とされる。
ナイジェリアや南アフリカなどのアフリカ諸国では、ミリオネア人口が減少している。
これは移民と経済不安定の影響によるものである。
ナイジェリアでは通貨価値の低下に対する闘いが富裕層に大きな影響を与えており、南アフリカではミリオネアの数が20%も減少した。
2024年初めにも両社は、ベトナムが今後10年間で資産成長の急増を見込むとしており、どの国よりも高い成長率を記録すると予測している。
ベトナムは世界的な製造拠点としての地位を強化している。
New World Wealthは、ベトナムの富裕層が今後10年間で125%増加すると予測しており、これは一人当たりGDPとミリオネア数の観点から見ても、どの国よりも高い資産成長率である。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。