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マイクの奪い合いによる殺人、3人死傷で男性に無期懲役
<写真:congly.vn>
ホーチミン市のカラオケ店で、ビールを飲みながらカラオケを楽しんでいた2つのグループ間での争いが原因で、男性が隣のテーブルのグループに対して折りたたみナイフを使い刺し、2人が負傷し1人が死亡するという事件が発生した。
22日、同市人民裁判所はチャン・ミン・ヒエウ被告(24)に対し、殺人罪で無期懲役の判決を言い渡した。また、ヒエウは被害者の家族に対して6億ドン(約369万7068円)の賠償金を支払うよう命じられた。
裁判所は、些細な口論が原因で被告がナイフを使用し被害者を殺害したことを指摘し、その行為は社会に対する危険性が高く、地域の治安を著しく乱すものであるとして、厳重な処罰が必要であると判断した。
起訴状によると、3月26日午後7時30分頃、ヒエウは友人であるD.Q.B.とその仲間約10人と共に同市クチ郡ホアフー村にある「チー・ナムII」でビールを飲んでいた。同じ時間、隣のテーブルではY・ソ・エーとその友人たちが店のポータブルスピーカーを使ってカラオケを楽しんでいた。
ビールを飲んでいる最中、ヒエウは自分の仲間に隣のテーブルからマイクを取ってくるよう指示したが、隣のテーブルが使用中であったため誰も取りに行かなかった。ヒエウは「マイクを取ってこい。俺の言うことが聞けないのか」と言ったが、それでも誰も動かなかった。
その後、ヒエウは店を出て約3分後に戻り、Y・ソ・エーとその友人たちと口論になり、折りたたみナイフでエーの左胸を刺した。エーは約10メートル逃げたが倒れ、その後ヒエウはエーの友人の左肩にも刺し傷を負わせた。友人も逃げ、ヒエウは追いかけたが捕まえることはできなかった。
事件の後、エーは救急車で病院に搬送されたが、到着前に死亡した。エーの友人は左肩に全治2%の負傷を負った。
ヒエウはその後、店の向かいにあるホアフー・レストランのトイレに逃げ込み、最終的にホアフー村の警察に逮捕された。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。