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夏の旅行シーズン、フライトの遅延多発で楽しさ半減
<写真:tuoitre.vn>
夏の旅行シーズンにおいて、航空券の価格は明らかに下がっているが、顧客は依然としてフライトの遅延に疲れを感じているという。
ベトナムでは航空便の遅延問題が続いており、多くの利用者がその影響を受けている。
多くの顧客が夏の旅行シーズンに航空便が頻繁に遅延することを指摘しており、あるフライトは30分〜1時間、さらには一日中遅れることもある。
遅延の頻度は減少する気配が見られない。
ホーチミン市在住のビン氏によると、最近ホーチミン市からハノイ市、ホーチミン市からフーコック市への往復便がそれぞれ1~2時間遅れたという。
同氏は「フライトの遅延を待つのは非常に疲れる。電子掲示板には出発直前まで何も表示されないこともある」と語った。
航空局の報告によれば、夏季におけるフライトの遅延率は著しく増加している。
6月には2万2459便が運航されたが、そのうち6892便が遅延し、遅延率は30.7%に達した。
これは前月に比べて大幅な増加であり、遅延の主な原因は、機材到着の遅れ(59.5%)と航空会社自身の問題(30.8%)である。
夏季のピーク時において需要が増加し、航空会社は運航回数を増やしているが、機材不足の中で運航時間を延ばすことが遅延の一因となっている。
ベトナム航空によれば、同社は航空機の運航時間を延ばした状態で、現在は一機の航空機がコロナ禍前と比較して26%多く飛行しており、昼夜問わず運航しているという。
14機が一時運航停止しているが、同社の運航時間はコロナ禍前と同程度である。
2023年と比較して航空機の平均数は10%以上減少したが、運航便数は7万便近くに達し、前年同期比で8.6%増加した。
輸送された乗客数は1110万人に達し、前年同期比で約10%増加している。
ベトジェット、バンブー航空、ベトラベル航空も運航便数を増やしているが、遅延は依然として頻繁に発生している。
このような遅延の増加を受け、ベトナム航空局は各空港に対し、航空会社が遅延やキャンセルの場合に顧客に対する義務を厳格に履行するように、監視と管理を強化するように求めている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。