おすすめのプロモーション
Loading...
Loading...
Loading...

ベトナムの国境付近、中国企業が多数の大型倉庫を建設

2024年08月09日(金)07時00分 公開
ベトナムの国境付近、中国企業が多数の大型倉庫を建設

<写真:tuoitre.vn>

 

中国企業がベトナムとの国境付近に大規模な倉庫を次々と建設しており、数多くの中国製品がわずか1〜2日でハノイ市、3〜5日でホーチミン市の顧客に届くようになっている。

 

中国とベトナムの国境付近では、多くのコンテナトラックが行き交い、大型倉庫前に駐車している光景が見られる。

 

これらのトラックはベトナムから中国への往復を繰り返し、スムーズな物流を支えているという。

 

例えば、クアンニン省と隣接する広西チワン族自治区の東興市には、数多くの倉庫が建設され、ベトナム市場向けの製品が大量に保管されている。

 

さらに、中国の物流企業や電子商取引企業は、ベトナム国内にも積極的に進出している。

 

代表的な例として、Best Incはベトナムに5000万ドル(約73億2465万円)を投資し、大規模な倉庫を設立した。

 

また、ホーチミン市クチ郡やバクニン省の工業団地には、自動化された分別センターを運営しており、物流効率を大幅に向上させている。

 

ベトナム国内の物流拠点の整備も急速に進められており、例としてShopeeはクチ郡やバクニン省に近代的な分別センターを設立し、24時間体制で配送対応を行っている。

 

これにより、ベトナム全土のユーザーに迅速な配送が可能な状態となった。

 

中国企業は、ベトナム企業と協力して物流インフラを構築し、双方の利益を追求している。

 

Viettel Postは南寧市と協力して物流センターを設立し、農産物の取引を促進するとともに、鉄道を利用した輸送も強化し、コスト削減と迅速な配送を実現している。

 

中国企業の大規模な進出により、ベトナムの中小企業は競争に直面しているが、一方でベトナム企業もこれらのインフラを利用して、中国市場への進出機会を得ることが可能である。

 

両国間の物流網の発展は、今後さらに加速することが予想される。中国企業の積極的な物流拠点の設立は、ベトナム市場に新たな変革をもたらしており、両国間の貿易関係の深化に寄与している。

 

 

[© poste-vn.com 2012-2024 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


行きたいお店を見つける
Loading...
Loading...
Loading...
ホーム ニュース 生活情報 お店探し 掲示板