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ダナンの国際観光客が好調、年間目標を7ヶ月で達成
＜写真：nhadautu.vn＞
2024年前半におけるダナン市の観光業は非常に好調で、国際観光客の増加が顕著であった。市内の観光業は引き続き活発であり、多くのイベントや活動が頻繁に開催された結果、夏の観光シーズンは大変賑わいを見せた。
ダナン市統計局長のチャン・ヴァン・ヴー氏によると、2024年1月〜7月で宿泊施設の利用者数は約660万人に達し、前年同期比33%の増加となった。そのうち、国際観光客は約250万人で、34.7%の増加を記録している。
また、宿泊客数も約490万人と前年同期比27.4%増加し、そのうち国際観光客は約230万人に上った。一方、日帰り観光客数も約170万人と52.7%の増加を見せ、その中で国際観光客は約14万5700人に達し、前年同期比54.2%の増加となっている。
特に、団体観光客や短時間の滞在を希望する観光客の増加が日帰り観光客数の増加に寄与しているという。これにより、ダナン市は2024年の年間目標である国際観光客250万人を7ヶ月で達成した。
ダナン市観光局は、観光市場の多様化に注力しており、特定の市場に依存しない戦略を進めている。現在、韓国、中国、タイ、アメリカ、インド、日本などがダナン市への国際観光客の主な市場である。
特筆すべきは、ビル・ゲイツ氏やテニスの伝説的選手ロジャー・フェデラー氏がダナンを訪れたことで、ダナン市の国際的な知名度が大きく向上し、観光地としての地位が一層高まった。
ダナン市観光局長のチュオン・ティ・ホン・ハイン氏は、2030年までにダナン市をベトナムと東南アジアの創造的な観光地とする目標を掲げ、2045年にはアジアトップの観光都市を目指すと述べている。
この目標達成のため、市は観光製品の多様化と観光客の体験向上に向けた取り組みを進めている。
具体的には、海洋リゾート、都市型観光、MICE（会議・インセンティブ・コンベンション・展示会）などの国際的なイベント、文化・歴史観光、エコツーリズムなどの特化型観光を強化する方針である。
また、夜間観光、水上観光、グルメツーリズム、コミュニティ観光、農村観光などの新しい観光商品の開発にも力を入れている。
これらの取り組みにより、ダナン市は「アジアトップの祭りとイベントの開催地」としてのブランドイメージを一層強化し、国内外からの観光客をさらに引きつけることを目指している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
