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カインホアで相次ぐ列車への投石、5ヶ月で17件
<写真:tuoitre.vn>
カインホア省では2024年1月からの5ヶ月間で、列車に対する石や土の投げつけ事件が17件発生した。
これに対し、カインホア省人民委員会は関連機関に対し、事態の解決を求める指示を出している。
8月15日、カインホア省人民委員会の事務局長であるグエン・タイン・ハー氏は、問題に関して省の交通安全委員会が対応強化を求める文書を発行したことを明らかにした。
2024年1月1日から5月19日までの期間に、カインホア省内を通過する旅客列車が石を投げつけられる事件が17件発生し、これにより20枚の窓ガラスが損壊したという。
カインホア省交通運輸局は、鉄道の安全確保に向けた文書を緊急に発行し、ヴァンニン郡、ニンホア市、ニャチャン市、ズィエンカイン郡、カムラム郡、カムラン市などの鉄道沿線の地域に通知した。
これを受け、カインホア省人民委員会は、省内の警察に対し、鉄道沿線の地方自治体と協力して違反者を迅速に特定し、厳格な処罰を行うように指示を行った。
また、鉄道が通る地域の市町村に対しては、住民への法令順守の啓発活動を強化し、鉄道の安全確保を図るように求めた。
さらに、鉄道沿線に住む住民との間で「石や土を列車に投げつけない」という誓約書を取り交わす取り組みが進められ、これに協力した団体や個人には表彰が行われる見通しである。
一方、フーカイン鉄道管理支部のレ・クアン・ヴィン支部長は、こうした事件が発生する背景には住民の法令順守意識が欠如していることが大きいと指摘した。
特に、夜間に列車が通過する際に「ただ面白半分で」投石するケースが多いという。
鉄道車両には監視カメラが設置されているが、夜間に投石が行われるため、犯人の特定が困難な状況にある。
ヴィン氏は「重要なのは住民への啓発活動である」と述べ、地方自治体や鉄道当局が協力して、住民に対して投石行為を行わないように誓約させる取り組みが行われていることを強調した。
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