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配車アプリのGojek、9月16日でベトナム市場撤退
2024年09月09日(月)07時00分 公開
<写真:nld.com.vn>
インドネシアの配車・フードデリバリープラットフォームであるGojekは、9月16日をもってベトナム市場から撤退することを発表した。
この決定は同社の親会社であるGoToグループの長期的な成長戦略に基づくものであり、Gojekは今後、より持続可能な市場での活動に注力する方針である。
Gojekは同社の声明において「この戦略的決定は、GoToの持続可能なビジネス成長を目指す長期的な取り組みに沿ったものである」と説明した。
Gojekが撤退を決めた背景には、ベトナム市場での業績よりも、リソースを再配分し、他の市場での成長を加速させる必要性があると見られている。
GoToグループは、インドネシアにおいてデジタルサービスおよびフィンテック分野で圧倒的な存在感を持つ企業である。
特に、Gojekはインドネシア国内での配車サービスやフードデリバリーにおいて強い成長を見せており、2024年第2四半期には取引総額と完了注文数が前年同期比でそれぞれ18%と24%の増加を記録した。
これにより、同市場は依然として成長の余地が大きく、さらなるリソースの集中が求められる状況にある。
また、シンガポール市場でもGojekは同四半期において市場シェアを3ポイント拡大するなど、東南アジアにおける事業基盤の強化が進んでいる。
今回のGojekのベトナム市場撤退は、同業他社にも見られる世界的な動向の一環である。
例えば、Shopeeはブラジルを除く欧州およびラテンアメリカ市場からの撤退を決定しており、各企業が成長を最適化するために市場展開を見直す動きが加速している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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