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Beグループが約7400億ドンを調達、Grabへの対応を図る
<写真:vietnamfinance.vn>
Be Groupが証券会社のVPBank Securities(VPBS)から、7395億ドン(約44億円)の新たな資金を調達したことが報じられた。
この投資によってBe Groupは競争相手であるGrabに対抗し、サービスの拡大を図ることが可能になる。
Be Groupは今回の資金を使って運転サービス、配送、デジタルファイナンスの拡大に注力し、消費者および輸送分野の新しい市場やセグメントに進出する予定である。
また、同社は2026年までにプラットフォーム上で年間10億回の乗車を提供し、年間2億ドル(約291億1280万円)の総収入を達成する目標を掲げた。
Be Groupは2018年に設立されて以来、ベトナムの40以上の省に事業を展開し、30万人以上のドライバーと協力している。
また、同社は2026年までにアクティブユーザーを現在の倍以上の2000万人に増やす計画を立てた。
以前にはビングループのGSM社から非公開の金額を調達し、2022年にはドイツ銀行から6000万ドル(約87億3380万円)の融資を受けていた。この融資は1億ドル(約145億5640万円)に増額する可能性がある。
ベトナムのデジタル経済は東南アジアで最も急速に成長している経済の1つであり、2023年の300億ドル(約4兆3660億円)から2025年には430億ドル(約6兆2590億円)に達すると予測されている。
この成長は特に運輸、食品、オンライン旅行の分野で顕著である。
ベトナムではライドシェアリングや配送サービスの市場競争が激しくなっており、Be Groupはシンガポールに本拠を置く市場リーダーのGrabや、インドネシアのGoTo Groupなどと競合している。
UberやWoowa Brothersなどのグローバル企業が市場から撤退する中、国内のスタートアップ企業も資金調達や事業拡大で困難に直面した状態にある。
この動きはベトナムにおけるデジタル経済とサービス産業の成長を反映しており、Be Groupの戦略的な拡大が今後どのように進展するかが注目される。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。