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ベトナムのランソン地質公園、ユネスコ世界ジオパークに認定
<写真:nguoiquansat.vn>
ベトナムのランソン・ジオパークが新たにユネスコ世界ジオパークに追加された。同地域の総面積は約5000k㎡におよび、中国との国境沿い250kmの地帯に位置する8つの郡と都市を含む。
9月8日にランソン省文化・スポーツ・観光局は、ランソン・ジオパークがユネスコの世界ジオパークとして正式に認定されたことを発表した。
認定は同日、カオバン省で開催された「ユネスコ世界ジオパークアジア太平洋地域ネットワーク第8回国際会議」において、世界ジオパーク評議会による評価と投票を経て決定された。
ランソン・ジオパークの設立に向けた取り組みは、国内外の科学者たちが数十年にわたる現地調査と研究の結果、ランソン省が世界的に貴重な地質学的価値を持つことを確認したことに始まる。
この取り組みはランソン省党委員会や人民委員会の指導の下、関連機関や地元当局の協力により進められ、2021年にランソン・ジオパークが設立された。
ランソン・ジオパークはバクソン、チーラン、フーロン、ロックビン、ヴァンクアン、ランソンの他、ビンザー郡とカオロック郡の一部を含む広範囲にわたっている。
全体の面積は4842.58k㎡で、約62万7000人が居住しており、これは省全体の58%の面積と78%の人口を占める。
ランソン・ジオパークは38の観光スポットを擁し、4つの主要な観光ルートで構成されている。「天上の世界の探求」「天空への旅」「素朴な地上の生活」「水の世界への道」がテーマとなっており、訪問者に多様な体験を提供する。
今回のユネスコ認定はランソン省にとって大きな励みとなり、地質学的遺産や文化、歴史、考古学的資産、そして生物多様性の保護と活用に向けた努力を一層強化する契機となる。
ランソン・ジオパークは2025年にチリで正式に認定証を受け取る予定である。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。