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間違った健康法に注意、直腸浣腸で2人が緊急入院
2024年09月11日(水)07時00分 公開
<写真:baomoi.com>
ベトナム北部のランソン省総合病院では最近、大腸洗浄を自宅で行ったことによる重篤な症状で女性2人が緊急入院する事例が報告された。
9月上旬に同病院の外科消化器科は、腹部の激痛と直腸出血を訴えて入院したĐ.T.P(57)とL.T.T(50)の患者2人を受け入れた。
2人は健康維持や若返りを目的に自宅で何度も大腸洗浄を行っていたが、今回の洗浄後、激しい腹痛と出血を伴う症状が現れたため、病院を訪れた。
診察と検査の結果、腹腔内にガスが確認され、直腸の破裂が疑われたため、医師は直ちに緊急手術を実施した。
手術中に両患者の直腸下部で破裂が見つかり、消化液や便が腹腔に漏れ出して腹膜炎を引き起こしていることが確認された。
医師は直腸の破裂部分を縫合し、腹腔を洗浄してドレーンを設置する措置を取った。幸いにも14日間の集中治療の後、両患者は回復し、無事に退院した。
医師によると、大腸洗浄は便秘の解消や医療処置の前準備として行われるものであり、専門医の指導の下で適切に実施されるべきである。
しかし、無計画に自宅で行った場合、直腸の反射機能が失われ、排便が困難になる可能性があるという。
また、過剰な水分を注入することで直腸が破裂し、腸内の微生物バランスが崩れるなど、消化器系全体に悪影響を及ぼすリスクがある。
今回のケースを受け、医師たちは大腸洗浄やデトックスの効果について科学的根拠が不十分であることを指摘し、こうした治療法を選択する際には十分な注意が必要であると強調している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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