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元ベトナム航空CAの売春仲介、健康問題を理由に減刑を要求
<写真:phapluatchinhsach.vn>
9月10日、ホーチミン市高等人民裁判所にて、ベトナム航空の元客室乗務員であるヴォー・ティー・ミー・ハイン被告(28)に対する売春仲介罪の控訴審が開かれた。
ハイン被告は心臓病を理由に減刑を求め、早期の社会復帰を訴えた。
2018年にベトナム航空の客室乗務員として採用されたハイン被告は、2022年2月まで勤務していた。
勤務中にSNS上で知り合った人物から売春を持ちかけられ、一度の取引で2000万〜3000万ドン(約11万6798〜17万3532円)の報酬を得ていたことが明らかになっている。
また、ハイン被告は同様の行為を行う客室乗務員を紹介することで、仲介手数料を受け取る形で利益を得ていた。
2023年8月9日夜、ハイン被告は女性客室乗務員4人と男性4人の売春を仲介し、7400万ドン(約43万1651円)の取引を成立させたが、警察に摘発された。
この取引でハイン被告は2400万ドン(約14万円)を仲介料として受け取っていた。
3月にホーチミン市人民裁判所はハイン被告に対し、懲役3年の判決を言い渡すとともに、追加の罰金1000万ドン(約5万7882円)と不正所得の2000万ドン(約12万3612円)の没収も命じた。
しかし、ハイン被告は判決が厳しすぎるとして控訴し、減刑を求めていた。
10日の控訴審でハイン被告は引き続き減刑を求め、家族が革命に貢献してきたことや、現在は健康問題を抱え、心臓病を患っていることを理由に挙げた。
しかし、健康問題を裏付ける資料は提出されなかった。
検察側は、ハイン被告には罪を認識する能力があり、営利目的で故意に犯罪を行ったと指摘している。
そして、初審判決の懲役3年は妥当であり、ハイン被告の減刑要求には新たな情状酌量の根拠がないとして、控訴を棄却するように求めた。
裁判所はハイン被告に追加資料の提出を求めており、最終判決は9月16日に下される予定である。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。