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第7回ハノイ国際映画祭、11月7日から開催
<写真:baoninhbinh.org.vn>
首都ハノイ解放70周年を記念する意義深いイベントとして、第7回ハノイ国際映画祭が11月7日から11月11日まで開催される。
主催者によれば、今回の映画祭は国内外の優れた映画作品を紹介し、ベトナムと世界の新たな映画人材を発掘することを目的としている。
また、ベトナムおよび国際的な映画制作者、配給業者、俳優との協力関係を築き、映画産業の発展を促進する場ともなる。
映画祭ではコンペティション作品の上映や非コンペティション作品の上映、シンポジウム、開会式、閉会式と授賞式、その他関連イベントが行われる。
特にコンペティション部門には世界各国から選ばれた長編映画と短編映画が出品される予定である。
さらに、アジア映画委員会ネットワーク(AFCNet)が主催する賞も設けられており、参加国の中から最も優れた長編映画に栄誉が授与される。
非コンペティション部門では「世界の映画全景」や「ドイツ映画の焦点」プログラムが注目されている。
この「ドイツ映画の焦点」は、2025年に控えるベトナムとドイツの国交樹立50周年を記念した特別企画である。
また、現代ベトナム映画や首都ハノイ解放70周年を記念した作品も上映される予定で、2022年から2024年に制作されたベトナム映画が紹介される。
映画祭期間中には映画をテーマにした2つのシンポジウムも開催される。
1つ目は「ドイツ映画の焦点」をテーマに、11月8日にドイツ映画の制作経験や社会的・人道的テーマの扱い方、創造的なストーリーテリング技法、現在のドイツ映画のトレンドが議論される。
2つ目は「歴史映画および文学作品の映画化の発展」と題され、11月9日に開催され、文学作品を映画化する際の課題や歴史映画制作の新たな視点、映画の質向上に向けた国際的な経験などが議論される予定である。
開会式は11月7日20時から21時30分までホアンキエム劇場で行われ、ベトナム国営テレビ(VTV)やホーチミン市テレビ(HTV)で生放送される。
また、国立映画センターにて開幕上映が予定されている。閉会式および授賞式は11月11日の夜に同じくホアンキエム劇場で行われる。
その他の関連イベントとして、ユネスコに認定されたベトナムの遺産に関する写真展「映画を通じた体験」、映画制作プロジェクトマーケット、報道関係者向け上映会、屋外上映などが企画されている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。