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若者の間で広まる危険なトレンド、絞首による多幸感
<写真:plo.vn>
近年、若者の間で「bắt pen(直訳:ペンを捕まえる)」と呼ばれる危険なトレンドが流行している。
これは両手で他人の首を強く押し、徐々に意識を失い、一時的に失神する感覚を楽しむ行為である。
専門家はこの行為が脳に損傷を与えたり、心停止を引き起こす恐れがあると警告している。
bắt penは主にSNSで拡散され、多くの若者、特に学生が参加している。実施者は他人の首に圧力を加え、一時的に「快感」を感じた後、意識を失い、他者に起こされるという。
この行為が刺激的な遊びとして広まっているが、医療専門家からは厳重な警告が発せられている。
ホーチミン市脳卒中協会の会長であり、115人民病院の脳血管疾患部門主任を務めるグエン・フイ・タイン准教授によると、この行為は動脈への圧迫を利用したものである。
首にある頸動脈は脳に供給される血液の70~80%を担っており、これを強く押すことで脳への血流が一時的に減少し、意識を失う。
しかし、過度な圧迫や長時間の圧力は、脳への血流不足を引き起こし、深刻な脳損傷や心停止のリスクを伴う。
タイン准教授によると、特に頸動脈の一部には「頸動脈洞」という血圧と心拍数を調整する重要な部分が存在するため、この部分を刺激すると心拍が遅くなり、最悪の場合心停止に至る可能性がある。
また、血管が既に狭窄している場合、圧迫によって脳梗塞が引き起こされる恐れもある。
同様に、ホーチミン市静脈学会の会長であるグエン・ホアイ・ナム准教授も、この行為が急激に脳への血流を遮断し、一時的な意識喪失や、さらに危険な反射作用によって突然の心停止を引き起こす可能性があると警告している。
ナム准教授は「たとえ遊び半分でも、首に対する圧力は極めて危険であり、絶対に行ってはならない」と強調した。
この危険なトレンドへの早急な対策が求められており、専門家はこの行為が決して無害な遊びではなく、命に関わるリスクを伴う行為であることを強く訴えている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。