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ベトナムはヨウ素欠乏国グループ、多くがWHOの基準値未満
2024年11月04日(月)07時00分 公開
<写真:vneconomy.vn>
ベトナム保健省は、同国がいまだにヨウ素不足国に分類されていることを明らかにした。
特に、家庭でのヨウ素入り食塩の使用率が、病気予防の基準を満たしておらず、世界保健機関(WHO)の推奨水準に達していない。
2019〜2020年の全国栄養調査によると、ベトナム全土の6歳以上の子供の尿中ヨウ素の中央値は113.3 mcg/l、山岳部の子供は90.0 mcg/l、妊娠可能年齢の女性は98.9 mcg/l、妊婦は85.3 mcg/lであった。
これに対し、WHOの基準は子供・妊娠可能年齢の女性が100-199 mcg/l、妊婦が150-249 mcg/lとされる。
家庭で基準を満たすヨウ素塩を使用しているのは27%に過ぎず、WHOの推奨する90%以上に大きく及ばない。
これを受け、保健省の法制局は、2016年に施行された政令09/2016/NĐ-CPの改正案を推進し、直接消費や加工食品に使用される塩にはヨウ素を追加する措置を継続する方針を示した。
一部企業は、ヨウ素の添加が製品のコストや品質に影響すると懸念を表明しているが、保健省は科学的根拠に乏しいと指摘している。
この状況に対し、WHO、UNICEFなど7つの組織は、ヨウ素強化の必要性を強調して改正案を支持している。
一方、食品関連の一部団体は異議を申し立てており、保健省はこれらの意見を慎重に検討し、法令案の最終調整を行う予定である。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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