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ベトナム料理の欠点、一般的な食事ではカルシウム不足
2024年10月08日(火)07時00分 公開
<写真:tuoitre.vn>
ベトナムの伝統的な食文化は世界的に高い評価を受けているが、同時に重要な栄養素であるカルシウムが不足しているとの指摘がある。
ホーチミン市骨粗鬆症協会のレ・アイン・トゥー会長は、10月5日に開催された国際骨粗鬆症協会の戦略的協力イベント「体の声を聞こう」の席で、ベトナム人の食事がカルシウム不足に陥りがちであると述べた。
国立栄養研究所によると、ベトナムの一般的な食事では、通常の成人が必要とするカルシウム量の約半分しか満たされていない。
そのため、乳製品などを通じたカルシウムの補給が必要であるが、ベトナムでは乳製品の消費習慣が少ないのが現状である。
トゥー会長によると、30歳を過ぎると骨密度が減少し始め、40歳以降はその減少が顕著になり、カルシウムやビタミンDなどの栄養素が不足すると、骨が劣化し、骨粗鬆症が発症しやすくなる。
特に運動機能の低下は生活の質に大きな影響を与えるため、早期の予防が重要である。
また、トゥー会長は「体は非常に敏感な器官であり、小さな変化にも反応するため、体の声に耳を傾けることが重要である」と強調し、骨の痛みや関節のこわばりなど、わずかな異変を見逃さないように注意を促している。
ベトナム国内の調査によれば、50歳以上の女性の約30%、男性の約10%が骨粗鬆症を患っており、これはおよそ360万人が影響を受けている計算となる。
この数は2030年には450万人に達すると予測されている。
骨粗鬆症は自覚症状が少なく、徐々に進行するが、突然の腰痛や身長の低下、背中の曲がり、軽い衝撃での骨折といった兆候が現れることがある。
ベトナム人の1日の平均カルシウム摂取量は534.5mgに留まり、国内外の推奨基準を下回っている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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