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ダナンで大雨による深刻な冠水、多くの学校が休校措置
＜写真：dantri.com.vn＞
ダナン市は4日夜から翌朝にかけて続いた豪雨により、市内中心部の道路が広範囲で冠水し、交通網が麻痺状態となった。
これにより、多くの学校が生徒の安全を考慮し、休校を決定した。
5日朝にも市内全域で豪雨が続き、中心部では多くの道路が30cm以上の冠水に見舞われた。
特に中心部に位置するハイチャウ区のダナン病院周辺は「冠水の低地」として知られており、今回も例外ではなかった。
加えて、タインケー区のハイフォン通りや鉄道駅前、リエンチエウ区のトンドゥクタン通りとフエ三叉路の交差点も大雨によって浸水し、車両の通行に支障をきたした。
早朝から取材にあたった記者によると、グエンヴァンリン通りとハムギ交差点周辺では水がバイクの車輪半分に達し、交通は大混乱となった。
さらに、バス停や駅周辺では浸水のため住民が車を放置し、救助を待つ場面が多く見受けられた。
この大雨の影響で多くの学校が朝のうちに休校を決定し、危険地域の住民は家具を高い場所に移すなどの対策を行った。
中部気象水文局の報告によると、5日午前4時以降にダナン市からクアンガイ省にかけての地域では、総降雨量が100mm〜250mm、一部では300mmを超える降水量を観測した。
この状況を受け、ダナン市のチャン・チー・クオン副市長は、事前に各部門に対して大雨に備えた対応策を指示した。
ダナン市当局は洪水や地滑りのリスクがある地域の住民を避難させる準備を進め、物資や装備を備えた「4つの現地体制」に基づく対応を強化した。
また、各区は水路や排水溝の清掃を指示され、迅速な浸水対策を講じている。
ダナン市交通運輸局も主要道路の安全確保を優先課題とし、予備資材や人員を配備して道路の確認・清掃にあたり、土砂崩れの恐れがある区域に住民への警告を発している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
