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日本へのインセンティブ観光、ベトナムからの需要が増加

2024年11月11日(月)07時00分 公開
日本へのインセンティブ観光、ベトナムからの需要が増加

<写真:tuoitre.vn>

 

日本へのインセンティブ観光はベトナムにおいて非常に一般的であり、企業の福利厚生の一環として広く認識されている。

 

この形式の観光は日本の高級観光産業にとって重要な需要を生み出しており、今後さらに注目される分野といえる。

 

7日にホーチミン市で日本インセンティブ観光に関するセミナーおよびビジネスマッチングイベントが開催された。

 

ホーチミン市観光局長のグエン・ティ・アイン・ホア氏によると、2023年の日本からホーチミン市への観光客数は24万1000人を超え、2024年1月以降の8ヶ月間で21万9000人に達した。

 

日本はホーチミン市にとって常に重要な市場であり、ここ数年は国際的な観光市場で上位6カ国に位置している。

 

ホア局長は「この増加はホーチミン市が日本人観光客にとって非常に魅力的な目的地であることを示しており、両国間の観光協力関係の強固な発展の潜在力を確認するものである」と述べている。

 

また、ホア氏は日本がベトナム人観光客にとっても人気のある観光地であり、その歴史や文化の魅力が多くの旅行者を引きつけていることを強調した。

 

一方、日本観光局(JNTO)ベトナム事務所はベトナム市場の特徴の1つとして、インセンティブ観光が非常に一般的であることを挙げた。

 

企業の福利厚生の一環として、社員向けに行われるインセンティブツアーは、ベトナムの観光業において重要な役割を果たしている。

 

2023年におけるベトナムから日本への観光客数は、パンデミック前の水準を上回る約57万人に達した。

 

2024年1月から9月にかけての累計人数は47万9800人に達しており、このペースが続けば、2024年の最終的な観光客数は過去最高を記録する見込みである。

 

JNTOによれば、現在のインセンティブ観光におけるベトナム人旅行者は、日本への観光客の約15%を占めており、このセグメントは非常に注目すべき存在となっているという。

 

JNTOベトナム事務所は「消費拡大」と「地方への観光客誘致」を目的に、インセンティブ観光の分野に焦点を当てる計画を示している。

 

今回のインセンティブ観光に関するセミナーには、日本から24の観光関連企業が参加し、会議センターやホテル、旅行会社など、さまざまな業界から代表が集まった。

 

ベトナム側からは31の旅行会社が参加し、両国の企業間で8回の商談が行われた。

 

これらの商談を通じて、観光市場の相互接続を強化し、インセンティブ観光についての理解を深めることが目的とされている。

 

両国の観光業界の代表者は今後も文化交流や観光促進プログラムを通じて、観光客の相互交流をさらに推進していくことを確認した。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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