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ホーチミンで再び麻疹感染が増加、子どものワクチン未接種が課題

2024年11月15日(金)07時00分 公開
ホーチミンで再び麻疹感染が増加、子どものワクチン未接種が課題

<写真:tuoitre-vn>

 

ホーチミン市では麻疹の感染者が急増しており、市内の学校でワクチン接種を受けていない子どもが見落とされていることや移住人口の増加が主な原因とされている。  

 

ホーチミン市保健局の調査によると、1歳から5歳までの麻疹患者35人のうち23%の子どもが国家予防接種情報システムに登録されておらず、17%は他省の住所が登録されていた。

 

また、ホーチミン市内の13校が「予防接種キャンペーンを完了」と報告していたが、未接種の子どもが見つかっている。  

 

11月4日〜10日のホーチミン市内の麻疹感染者数は167人で、直近4週間の平均に比べ29%増加した。

 

特に、入院治療が必要な患者は7.6%増の99人、外来患者は81%増の68人に上った。  

 

さらに、他省からホーチミン市の病院で診察や治療を受けた患者は366人で、前月平均比44%増となった。このうち229人が入院治療を必要とした。  

 

2024年累計で他省からの麻疹患者数は2565人に達し、1931人が入院し、1人の死亡が確認されている。  

 

保健局がホーチミン市疾病管理センター(HCDC)に1歳から10歳の麻疹患者51人を対象に調査を実施させた結果、64%の患者が麻疹ワクチンを全く接種していないことが判明した。

 

特に27%の患者は保護者が接種を拒否しており、医師から接種不可と判断されたケースはなかった。  

 

HCDCの調査では、一部の学校で接種キャンペーンが未実施であったり、完了報告後も未接種の子どもが残っていることが確認された。

 

また、接種記録の住所が実際の居住地と異なる、あるいは記録が存在しないため、地元の医療機関が対象者を把握できない問題も浮き彫りとなった。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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