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ブラインド商品トレンド、ベトナムの路上市場で急拡大
<写真:tuoitre.vn>
ベトナムで中国製の新作玩具「Baby Three」を中心とするブラインド商品が急速に人気を集めており、5月の発売以来、オンライン市場だけではなく、ホーチミン市をはじめとする多くの路上市場でも販売が拡大している。
ホーチミン市内では、ノーチャンロン通りやファンヴァンチー通りなど、多くの路上で「Baby Three」を扱う露店が立ち並ぶ。
これらの商品は主に若年層や学生をターゲットにしており、手頃な価格帯と新鮮なデザインが支持を集めている。
「Baby Three」は大きな瞳と可愛らしい顔立ちが特徴の中国製人形で、香り付きの柔らかな素材も魅力の1つである。
1体あたり約20万ドン(約1220円)と比較的安価でありながら、サプライズ要素が人気を後押ししている。
この商品が特に注目される要因の1つとして、TikTokをはじめとするSNSの影響が挙げられる。
親子連れの買い物客も多く、親たちは子供たちの熱狂ぶりに困惑する場面も少なくないという。
ホーチミン市在住のチン氏は「娘がTikTokで見たからと熱心にねだるので、試験で良い成績を取ったご褒美として購入した」と語る。
一方、別の母親は「毎日のように娘にせがまれている」と苦笑いを浮かべた。
地元の露店主たちによると、SNSを通じたブラインド商品の「開封動画」が新商品への関心を高めている。
商品ラインナップは頻繁に更新され、特に希少なデザインは高い需要を誇る。ある露店では1日で50~70個の「Baby Three」が売れるという。
一方、オンライン市場でもこの現象は顕著であり、ベトナムの電子商取引プラットフォーム「Metric」のデータによると、7月以降の3か月間で、ブラインド商品の売上総額は約46億ドン(約2806万円)に達した。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。