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ハノイの社会住宅計画、低所得者向けに数万戸を建設
<写真:tuoitre-vn>
ハノイ市は低所得者向けの住宅供給を目的として、ドンアイン郡やザーラム郡における4つの大規模な社会住宅プロジェクトの投資方針審査を進めている。
これらのプロジェクトでは、総面積200ha以上の土地に約1万2000戸の住宅が建設され、延べ床面積はおよそ100万㎡に達する見込みである。
ハノイ市建設局によると、これらの社会住宅プロジェクトは公開入札を通じて投資者が選定される予定となっている。
ハノイ市の社会住宅開発計画では、2021~2025年にかけて19件のプロジェクトが完成し、総戸数は約1万5440戸に達する予定である。
これはハノイ市の計画の約78.3%に相当する。一方で2026~2030年にはさらに50件のプロジェクトが進行予定であり、計約5万7170戸の住宅が建設される計画である。
また、ハノイ市建設局は未利用状態にある学生向け住宅を社会住宅に転換する手続きを進めている。
具体的には新都市開発地区「ファップヴァン・トゥヒエップ」に位置する学生向け住宅が対象であり、この施設は2009年に政府資金で開発されたものである。
この施設には6棟の建物が含まれ、一部の建物は既に完成しているが、他の建物は未完成のままとなっている。
未完成のA2棟とA3棟、A4棟は市の予算を活用して社会住宅として改修され、労働者や低所得者向けの賃貸住宅として活用される計画である。
これらの改修プロジェクトは2024年中に投資計画が承認される予定であり、A2棟およびA3棟の改修は2026年までに完了、A4棟の建設は2027年までに完了する見込みである。
ハノイ市のこれらの取り組みは、低所得者や労働者に安定した住環境を提供し、社会的な住宅不足解消に寄与することを目的としている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。