おすすめのプロモーション
Loading...
Loading...
Loading...

飲酒運転によるダナンでの死亡事故、控訴審で女性に刑軽減

2024年12月30日(月)07時00分 公開
飲酒運転によるダナンでの死亡事故、控訴審で女性に刑軽減

<写真:tuoitre-vn>

 

ダナン市人民裁判所は、飲酒運転により死亡事故を引き起こした女性被告に対する控訴審の判決を下した。

 

ホーチミン市在住のH.K.N被告は、酒に酔った状態で自動車を運転中に男性を死亡させる事故を起こした。被害者はダナン市在住のT.A.Tさん(22)であった。

 

事件は5月11日午後10時頃に発生し、H.K.N被告はダナン市グーハインソン区で友人と飲酒した後、翌12日午前1時頃に自宅へ戻るために車を運転していた。

 

しかし、飲酒の影響で道に迷い、ハイチャウ区を経由してソンチャー区へ向かう途中、ロン橋でT.A.Tさんのバイクに衝突した。

 

衝突後、H.K.N被告の車は約200m進行して停止し、地元住民に救急車を呼ぶように依頼した後に警察へ出頭した。

 

事故によってT.A.Tさんは現場で死亡し、検査の結果、H.K.N被告の呼気からは0.881mg/Lのアルコール濃度が検出された。

 

一審ではH.K.N被告に交通法規違反による3年6カ月の実刑判決が言い渡され、被害者の遺族に3億1800万ドン(約195万4428円)の賠償が命じられた。

 

しかし、被告は量刑の軽減を求めて控訴し、被害者遺族は量刑の厳罰化と賠償金の増額を求めて控訴した。

 

控訴審ではH.K.N被告が罪を認めて反省の意を示したこと、控訴審中に賠償金の未払い分約1億9600万ドン(約120万4616円)を全額支払ったことが考慮された。

 

また、H.K.N被告がシングルマザーで家族の唯一の稼ぎ手であるという特殊な事情が情状酌量の対象となった。

 

裁判所はH.K.N被告の行為が社会的に重大な影響を及ぼす過失であると認めつつも、更生の可能性を考慮し、一審の判決を変更した。最終的に2年6カ月の実刑判決を下した。

 

裁判所は今回の処罰が法の遵守を促し、飲酒運転防止に向けた社会的抑止力を持つものであるとしている。

 

 

[© poste-vn.com 2012-2025 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


行きたいお店を見つける
Loading...
Loading...
Loading...
ホーム ニュース 生活情報 お店探し 掲示板