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ホーチミン市、2025年に国際観光客850万人受け入れを目指す
<写真:nld.com.vn>
ホーチミン市は2025年に国際観光客850万人、国内観光客4500万人の受け入れを目標として掲げている。
観光収入は260兆ドン(約1兆5979億6000万円)に達すると見込まれており、前年からの大幅な増加が期待されている。
同市観光局は2024年の総括会議を12月30日に開催し、これらの具体的な目標を発表した。
2024年にホーチミン市は国際観光客600万人を迎え入れ、前年比20%の増加を達成している。
また、国内観光客は3800万人に達し、前年同期比8.6%増を記録した。観光収入は190兆ドン(約1兆1677億4000万円)に達し、18.8%の増加を示している。
これらの成果に基づき、2025年には国際観光客を前年から40%以上増加させ、観光収入を37%伸ばすという野心的な計画が打ち出された。
目標達成に向けて、同市はイベント開催地としての国際的な認知向上を図るため、定例イベントの推進を強化する方針である。
また、観光行政の効率を高めるとともに、観光関連企業が競争力を高められる環境づくりにも注力している。
加えて、観光商品の質の向上や多様化、各地域の特性を活かした取り組みが求められている。
ベトナム国家観光局の報告によれば、2024年のベトナム全体では国際観光客が前年比39%増の1750万人、国内観光客が1億1000万人に達し、総観光収入は840兆ドン(約5兆1646億4000万円)に上った。
この中で、ホーチミン市は観光収入190兆ドン(約1兆1677億4000万円)を記録し、国内外の観光客にとって重要な目的地としての地位を強化した。
一方、課題も残されている。ホーチミン市人民委員会のグエン・バン・ズン副委員長は、観光商品の質の向上と多様化が不可欠であり、各区や市の特性を活かした観光資源の活用が重要であると指摘した。
また、ホーチミン市内には1533社の旅行業者が存在しているが、これら企業の競争力をさらに向上させる必要があるという。
ホーチミン市は今後も観光業を成長エンジンとして位置づけ、地域内外での競争力を高めるための取り組みを加速させる方針である。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。