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巧妙にレジから現金を奪取、ホーチミンでイラン人を拘束

2025年02月07日(金)07時00分 公開
巧妙にレジから現金を奪取、ホーチミンでイラン人を拘束

<写真:baovephapluat.vn>

 

ホーチミン市11区のバドミントン用品店で、外国人男性が巧妙な手口を使い現金を盗み取る事件が発生した。

 

警察は迅速に捜査を進め、事件発生から48時間以内に容疑者を特定し、被害額を全額回収して被害者に返還した。

 

事件は2日午後9時に発生し、被害に遭ったのは11区ラックロンクアン通りのバドミントン用品店で勤務する23歳の女性従業員D.H.Hさんであった。

 

同日、外国人男性が来店し、130万ドン(約7800円)のバドミントンラケットを購入しようとした。

 

男は100ドル(約1万5285円)紙幣で支払うと申し出たが、同時にレジ内の現金束を指さし、ベトナムドンでお釣りを受け取りたいと主張した。

 

男は英語で話し続けながらHさんの注意をそらし、現金束を手に取るように促したという。

 

その後、一旦現金を奪い取り、中の紙幣をかき混ぜるような動きを見せた。そして、突然購入を取りやめると言い、現金束をHさんに返却して店を後にした。

 

しかし、この際に男は巧みに紙幣の一部を抜き取っていた。

 

左手で現金の一部を引き抜きつつ、右手に持った財布で視界を遮るという手法を用い、Hさんが受け取ったときにはすでに2000万ドン(約12万円)が抜き取られていた。

 

被害に気づいたHさんは直ちに通報し、11区警察は監視カメラの映像を解析して関連証拠を収集した。ホーチミン市警察犯罪捜査部門(PC02)と連携し、捜査を進めた。

 

その結果、4日午後5時30分、11区警察とタンビン区警察が合同で捜索を行い、容疑者の身柄を確保した。

 

男はイラン国籍のヘスマティ・ノルーズ(43)で、当初は関与を否認していたが、後に犯行を認めた。

 

警察は詐取された現金を全額回収し、被害者のHさんに返還した。Hさんは「迅速な対応に感謝している」と述べた。

 

11区警察のチャン・バン・フック副署長は「外国人による詐欺犯罪では、言語の壁を利用して被害者の注意をそらし、混乱を引き起こす手口が多い」と警告し、市民に対して取引時の警戒を呼びかけた。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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