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ハノイメトロとグラブが提携、乗客に常時割引を提供
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<写真:cafebiz.vn>
配車サービス大手のグラブ(Grab)はホーチミン市のメトロ1号線に続き、ハノイ市の都市鉄道とも提携を結び、今後2年間にわたって移動の利便性を向上させる。
26日にハノイ鉄道一人有限責任会社(HMC)とグラブベトナムは2年間の協力覚書に署名した。
この提携はハノイ市の交通管理と発展に貢献し、スマート交通サービスの促進を目指す。また、都市鉄道の利用促進を通じて、ベトナムの公共交通機関の発展を支えることを目的としている。
HMCはハノイ市人民委員会の下で設立された公営企業で、カットリン〜ハドンを結ぶ2A号線と、ニョン〜ハノイ駅の高架区間を含む3.1号線を管理・運営している。
今回の提携は2024年12月にグラブベトナムがホーチミン市のメトロ1号線を運営するHURC1と2年間の協力覚書を締結したことに続くものとなる。
ハノイメトロとの提携において、両社は広報活動、知見共有と研修、公共交通機関の利用促進、ハノイメトロの利用拡大に注力する。
特に「ハノイメトロの利用拡大」分野では、グラブはハノイメトロの駅を発着地点とする「GrabBike」および「GrabCar」の利用者に対して、割引キャンペーンを実施する。
具体的には、2月27日から3月27日までの期間、4時から22時30分の間にプロモーションコード「METROHN」を入力すると、50%割引が適用される。
その後も、同時間帯に20%割引の特典が提供される。
さらに、両社はグラブの既存輸送サービスとハノイメトロを連携させ、乗客の利便性を高める取り組みを進める予定である。
調印式でHMCのクアット・ビエット・フン会長は「ハノイメトロやグラブにとって、売上や市場シェアの拡大が最優先ではない。顧客満足度の向上と環境に優しい交通システムの発展こそが目指すべき目標である」と述べた。
グラブベトナムのアレハンドロ・オソリオCEOは「ハノイメトロとの連携により、公共交通機関の利用促進と交通効率の向上が期待される。これにより道路交通の混雑緩和にも貢献したい」とコメントした。
今回の提携は都市鉄道と配車サービスのシームレスな連携を実現することで、利用者の移動体験を向上させ、持続可能な都市交通の発展を後押しする狙いがある。
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