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ホーチミンで手足口病急増、複数感染症の同時流行に懸念

<写真:plo.vn>
ホーチミン市で手足口病の感染者数が急増している。3月17日~23日には348件が報告されており、過去4週間の平均と比べて84.4%の増加となった。
特にビンタイン区、8区、6区において罹患率が高く、ホーチミン市全体では年初から3月23日までの累計で1917件が確認されている。
ホーチミン市内の医療機関においても患者の増加が顕著であり、トゥーザウモット子ども病院では年初から140件以上の患者を受け入れた。
トゥードゥック市立病院でも132人が受診し、そのうち7人が入院するなど、感染の広がりと重症化のリスクが懸念されている。
手足口病は主に5歳未満の幼児が罹患しやすいウイルス性疾患であり、原因はコクサッキーウイルスおよびエンテロウイルス71である。
感染経路は多様で、糞便や呼吸器分泌物との接触、さらに汚染された玩具や器具などを介して広がる。
重症化した場合には、脳炎、心筋炎、急性肺水腫といった合併症を引き起こし、最悪の場合は死に至ることもある。
専門医は発熱や手足、口内に水疱が見られた場合には速やかに医療機関を受診するように呼びかけている。
また、自宅での民間療法による自己判断での治療は避けるべきであり、感染拡大を防ぐために患児は7〜10日間の隔離が推奨されている。
予防には手洗いの徹底、住環境の清潔維持、飲食物の衛生管理が不可欠である。
ホーチミン市保健局は「食の清潔、住の清潔、手と遊具の清潔」という「3つの清潔」の実践を市民に呼びかけている。
なお、手足口病に対するワクチンは現在存在していない。そのため、感染予防と早期対応が最も有効な対策である。
さらに、ホーチミン市内でははしかおよびデング熱の感染拡大も報告されており、複数の感染症が同時に流行する「サービス・オン・サービス」状態への警戒が高まっている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。