おすすめのプロモーション
ホーチミン全域のマンション、耐震点検を実施

<写真:vietnamnet.vn>
ミャンマーで発生した地震に伴う余震の影響により、ホーチミン市内の複数のマンションで壁のひび割れなどの損傷が報告されたことを受け、ベトナム建設省は市内すべてのマンションに対して耐震点検の実施を正式に指示した。
被害が最も集中したのは、8区ヴォーヴァンキエット通りに位置するダイヤモンド・リバーサイドであった。
ここでは壁のひび割れや床タイルの浮き上がりといった被害が340戸以上に及び、住民からの通報を受けてマンション管理委員会が地元当局およびホーチミン市建設局と連携し、現地調査および対応策の検討を進めている。
建設省はホーチミン市人民委員会に対して、当該マンションの損傷状況について詳細な報告を求めるとともに、市内全域のマンションに対して耐震性能や構造安全性の再点検を行うように通達を出した。
これは今後の余震や大規模地震への備えを強化するための措置である。
ホーチミン市建設局によれば、他のマンションでも揺れに関する報告はあったが、ダイヤモンド・リバーサイドのような深刻な構造的被害は現時点では確認されていない。
ホーチミン市は現在、各区およびトゥードゥック市に対しても、余震による影響状況についての報告を求めている。
専門家であるレー・ヴァン・ティン氏は、ベトナムの建築物は原則として耐震基準に基づいて設計されていると説明した上で、特に旧耐震基準の下で建設された老朽マンションに関しては、適切な補強がなければ地震による損傷や倒壊のリスクが高まると警鐘を鳴らしている。
今回の事態は都市部における建築物の耐震性能の再評価と老朽建物に対する安全対策の必要性を浮き彫りにするものとなった。
今後、建設当局と地方が一体となり、包括的かつ迅速な対応を進めることが求められている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。